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MWSのボルトに穴を開けると影響が出るのか?

前々回記事で、私物のMWSのボルトをOCT(オーシャンカスタムタクティカル)にてデュラコートして穴を開けてもらいました。
賛否が分かれるボルトの穴ですが、本当のところはどうなのだろうと気になる方は多いと思われます。私は当初、作動に関する部分、しかもブローバックの肝となる気密を保つべく作られたシリンダーの途中に穴を開けるなど、言語道断と思ってましたが、OCTさんに「ウチのお客様は八割は開けられますよ」と告げられ、お願いする事に。

実際、開けてもらうと見違えるリアル感に圧倒されるばかりでなく、シリンダー内部への注油も便利と利便性もアップしている事に気付きます。ボルトはデュラコート+白堀り刻印加工をお願いしましたところ、若干シリンダー内部が塗膜でタイトになり、無給油で組み上げたところ、動きが渋くなりました。内部に注油するには本来ならバラすところですが、この様にフルストロークさせるとシリンダー内部への注油が可能になります。

使用したオイルはこのブログで何度も使用している、WAKO'Sフッ素オイル105です。シリンダー内部をフッ素でコーティングする為に使用しました。サラッとしたこのオイルはホコリ、ゴミなどを吸着し難いため、ガスブロの可動部には是非使って頂きたいオイルです。
勿論ローディングノズルの動きは完璧になりました。

先程、ローディングノズルをフルストロークさせると給油が可能となると書きましたが、そうなのです。お分りでしょうか。つまりはこの写真の位置です。
実際、シリンダー内部にガスが流れ込みボルトを後退させます。そしてほぼローディングノズルが伸びきったとき、初めてボルトの穴からガスが漏れるのですが、それがこの位置です。

横から見るとここです。
この位置ではもうすでにハンマーはコックされており、ボルトは慣性の法則に従い後退を続けている筈です。
画像はありませんが、セミフル快調に作動したのは言うまでもありません。
むしろ、フルオートにおいては、サイクルがアップしています。それはボルトの穴による減圧効果のためであると推測されます。つまり、ボルトが前進し、次弾を装填するまで、ガスの逃げ場が無いノーマルのボルトが次弾を噛んでチャンバーに送り込むより、フルストロークした時点でガスの抜ける構造の方がボルトの前進が早まる、と言うのが私の推測です。スロー撮影した訳でも無いのであくまで推測です、他の要因もあると思いますが、一つの要因となっているのではないでしょうか。
私の結論として、"MWSのボルトに穴を開けるときはOCTさんにお願いする!"
もとい、
"MWSのボルトに穴を開けても問題はない"
と帰結いたしました。
と、あくまでお座敷の話です。
OCTさんとの会話で、「当社のカスタムをゲームユースでガンガン使うと言う方は少ない」と仰っておられました。
では、次回、ゲームでガンガン使うとどうなるか?ガスヘブンにて実験を行ってみたいとおもいます。

ガスガンの祭典ことガスヘブン、今回エントリーが伸び悩んでますが、是非ともご来場ください。
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